よくある質問(ECL2.0)
Enterprise Cloudをご利用中のお客様から寄せられる質問を掲載しています。
よくある質問
- ホスト型セキュリティメニューについて、アラート通知メールの送信先を複数設定することはできますか?ECL2.0, Managed Anti-Virus/Virtual Patch/Host-based Security Package
はい、可能です。「基本通知先」のほかに「個別通知」を設定いただくことにより、任意に複数の通知先を設定することができます。
- クライアントの削除/エージェントアンインストール後、同じサーバーにエージェント再インストール(Client Nameを再設定)しようとすると、失敗します。ECL2.0, バックアップ ローカル/ダブル保管
下記手順に従って、正しくクライアントの削除/エージェントアンインストールを完了していることをご確認ください。
チュートリアル - バックアップ - クライアントの削除/エージェントアンインストール
また、エージェント再インストールの際に、Client Nameの項目に同じ値を入力していないことをご確認ください。バックアップサービスの設定で、Client Nameの項目に過去に登録したことがある文字列を登録することはできません。
チュートリアル - バックアップ - エージェントソフトウェアのダウンロード
注釈 Client Nameは任意の文字列を入力することが可能です。 ※Client Nameは以前に登録した文字列を登録することができませんのでご注意ください。
- 仮想サーバーでOracle Real Application Clusters(RAC)を構成したところ、共通機能ゲートウェイ経由の通信が不通となりました。ECL2.0, Oracle
下記サービス説明書記載の通り、Oracle Real Application Clusters(RAC)のインターコネクトラインで割り当てられるIPアドレスと、ECL共通機能ゲートウェイで使用されるIPアドレスは、競合する可能性があります。
この競合を回避するためには、Oracle RACノード(OSレベル)または外部のファイアウォールなどで、共通機能ゲートウェイのIPアドレスをNAT等で変換してください。
- バックアップサービスの設定方法について、Client Nameの項目に過去に登録したことがある文字列を登録することはできますか?ECL2.0, バックアップ ローカル/ダブル保管
いいえ。バックアップサービスの設定で、Client Nameの項目に過去に登録したことがある文字列を登録することはできません。クライアントの削除/エージェントアンインストール後、同じサーバーにエージェント再インストール(Client Nameを再設定)する場合も同様です。
- 仮想サーバインスタンスの作成時に、NICの順番を指定する方法を教えてください。ECL2.0, サーバーインスタンス
インスタンス作成時の時点では、接続設定されたロジカルネットワークが複数ある場合、インスタンスが起動した際に、複数のロジカルネットワークからランダムにNICを認識します。
NICの順番をお客さまが任意で指定されたい場合は、以下の手順をお試しください。
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①.仮想サーバーを作成時、1つのロジカルネットワークのみ接続して作成
②.①の仮想サーバーを停止する
③.①の仮想サーバーに、次に付けたいロジカルネットワークを1つ接続する
④.①の仮想サーバーを起動して、NICの順番が意図した状態になっているか確認する
⑤上記、②,③,④を接続したいロジカルネットワークの数だけ繰り返す
=============================== - オフィシャルテンプレートとして提供される有償OS及びミドルウェアについて、課金発生のタイミングを教えてください。ECL2.0, OS
1. ベアメタルサーバーをご利用の場合
ベアメタルサーバー作成時に課金が発生します。2. 仮想サーバーをご利用の場合
イメージから仮想サーバーを作成する場合は、仮想サーバー作成時に課金が発生します。
イメージからボリュームを作成した場合は、当該ボリュームを仮想サーバーにアタッチした時に課金が発生します(ボリューム作成時には課金は発生しません)。参考:Windows Serverの料金に関するページ
サービス説明書 - Windows Server - 料金 - SQL Serverのオフィシャルイメージテンプレートから作成した2台の仮想サーバーにおいて、Always On可用性グループによる冗長構成をとることはできますか?ECL2.0, SQL Server
いいえ。仮想サーバー環境では以下の制約があり、Alway On可用性グループやAlways Onフェールオーバークラスターを含む、フェールオーバークラスタリングが動作しません。
サービス説明書 - ロジカルネットワーク - 制約事項
ネットワーク機能(ロジカルネットワーク)
・同一IPアドレスを異なるMACアドレスで利用する冗長化方式は動作致しません。一方、専用ハイパーバイザー(Hyper-VやvSphere ESXi)環境のVMであれば、Alway On可用性グループを構成可能です。
なお、Always Onフェールオーバークラスターはオフィシャルイメージテンプレートからは作成できません。
オフィシャルイメージテンプレートは初回起動時にSQL Serverのインストールを行うため、Always Onフェールオーバークラスター環境には対応できません。
SQL Serverのライセンスを持ち込んでいただければ、専用ハイパーバイザー(Hyper-VやvSphere ESXi)でAlways Onフェールオーバークラスターの構成が可能です。 - DNSで日本語ドメインの登録はできますか?DNS, ECL2.0
- Arcserve UDP v6.5のアクティベーションを実施するために必要な情報を教えてください。Arcserve, ECL2.0
Arcserve UDP v6.5製品の仕様として、正常にライセンスが登録されていれば、アクティベーションを実施する必要はありません。
従って、アクティベーションを実施するために必要な情報(Fulfillment Number等)は不要です。インストールの際に求められても、空欄のまま先に進んでいただいて問題ありません。参考:構成ガイド - Arcserve構成ガイド - 1. Arcserve UDP Version 6.5 update3を用いたEnterprise Cloud 2.0仮想サーバーへの移行例(Windows) - 1.2. ダウンロード及びインストール編
4.Arcserve 製品アクティベーションの画面が表示されます。空欄のまま「スキップ」をクリックします。参考(Arcserve社のFAQ):http://arcserve.txt-nifty.com/blog/2017/09/arcserve-ca4f.html
- ブロックストレージとファイルストレージの両方を、同一ロジカルネットワーク上に作成することはできますか?ECL2.0, ファイルストレージ (スタンダード), ファイルストレージ (プレミアム), ブロックストレージ(IO性能確保)
いいえ。
複数の仮想ストレージを1つのロジカルネットワークに作成することはできません。1つのロジカルネットワークに対して、作成できる仮想ストレージ(ブロックストレージ又はファイルストレージ)は、1つです。
参考:
サービス説明書 - ブロックストレージ(IO性能確保) - 利用できる機能