Ubuntu¶
メニューの概要¶
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Ubuntuについて¶
- ベアメタルサーバー、仮想サーバーでご利用可能なUbuntu オフィシャルイメージテンプレートを提供します。
Ubuntuを利用できるサーバー/専用ハイパーバイザーについて¶
- サーバー/専用ハイパーバイザーでUbuntuをご利用される場合は、オフィシャルイメージテンプレートを利用する、お客さまにてOSイメージを持ち込むという2つの方法があります。
- それぞれのサーバー/専用ハイパーバイザーでUbuntuを利用するための方法は以下の通りです。
OS利用形態 | サーバー/専用ハイパーバイザー | |||
---|---|---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | vSphere ESXi | Hyper-V | |
オフィシャルイメージテンプレート | Y | Y | N | N |
お客さま持ち込み(プライベートイメージ) | Y | Y | Y | Y |
提供構成パターン¶
- サーバー/専用ハイパーバイザーでUbuntuをご利用される場合の詳細な利用形態は下記の通りです。
【提供構成パターン】
サーバー/専用ハイパーバイザー | 利用用途 | ホストOS | ゲストOS | オフィシャルイメージテンプレート | お客さま持ち込み | 構成パターン | 利用可否 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
ベアメタルサーバー | ホスト OS | Ubuntu | ● | Y | |||
● | Y | ||||||
ゲスト OS | 任意のハイパーバイザー | Ubuntu | ● | N | |||
● | Y | ||||||
仮想サーバー | ゲスト OS | 仮想サーバー基盤 | Ubuntu | ● | Y | ||
● | Y | ||||||
vSphere ESXi | ゲストOS | vSphere ESXi | Ubuntu | ● | N | ||
● | Y | ||||||
Hyper-V | ゲストOS | Windows Server(Hyper-V) | Ubuntu | ● | N | ||
● | Y |
プランの特長¶
オンデマンド お客さまは、カスタマーポータルもしくはAPI経由で、ベアメタルサーバー、および仮想サーバー上でUbuntu オフィシャルイメージテンプレートを申込みいただくことが可能です。
- オフィシャルイメージテンプレートに関する費用は無料ご利用するサーバーによらず、初期費用、月額料金共に無料です。※ご利用するサーバー自体(ベアメタルサーバー、仮想サーバー)に関しては別途発生致します。
利用できる機能¶
オフィシャルイメージテンプレート¶
- 本メニューで提供されるオフィシャルイメージテンプレートは以下の通りです。
オフィシャルイメージテンプレート | OS バージョン | 言語 | サーバー/専用ハイパーバイザー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | vSphere ESXi | Hyper-V | |||
Ubuntu 16.04.1 | Ubuntu 16.04.1 | EN | Y | Y | N | N |
Ubuntu 18.04.1 | Ubuntu 18.04.1 | EN | Y | Y | N | N |
機能一覧¶
- Ubuntuオフィシャルイメージテンプレートにて提供する機能は以下の通りです。
機能名 | 概要 |
初期ユーザー名 | OSのユーザー名は本メニューの既定値で設定します。 |
初期ユーザー名 パスワード設定 | OSのユーザー名での初回ログイン時のパスワードは、サーバーにより異なります。 |
ロケール設定 | OSのTimezone/Language/Character code/Locale/Keyboardについて本メニューの既定値で設定します。 |
セキュリティ設定 | OSのセキュリティ設定(UFW/AppArmor)は本メニューの規定値で設定します。 |
SSH設定 | OSのsshd confの設定は、サーバー/専用ハイパーバイザーにより異なります。 |
その他設定 | OSの初期状態、追加PKG、リポジトリ、IPv6、NTP、DNS、デフォルトゲートウェイについてそれぞれ設定します。 |
※OSのインストールや削除、リビルド、複製等の機能は、各サーバー/専用ハイパーバイザーのサービス説明書「機能一覧」に記載されていますので、そちらを参照してください。
※Ubuntu自体が提供する機能や情報はWebサイトを参照してください。 https://www.ubuntulinux.jp/
各機能の説明¶
初期ユーザー名設定¶
- 初期ユーザ名、および初期ユーザの権限として以下を設定しています。
項目 | サーバー | |
---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | |
ユーザー名 | ubuntu | ubuntu |
権限 | 一般ユーザー※ | 一般ユーザー※ |
※root権限にて実行する場合は、sudo実行、もしくはsuによる権限昇格を実施ください。
初期ユーザー パスワード設定¶
- 作成するサーバーのパスワードは以下の通り設定することができます。
項目 | サーバー | |
---|---|---|
メニュー | ベアメタルサーバー | 仮想サーバー |
設定内容 | カスタマーポータルおよびAPIにてお客さまの任意の値を設定できます。
また、入力がない場合はランダムで値を付与します。
|
初回ログイン時のパスワードは以下となります。
ubuntu
|
ロケール設定¶
- 時刻設定、ロケールの設定、またキーボード配列の設定は以下の通りです。
項目 | サーバー | |
---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | |
時刻設定 | UTC(統一) | UTC(統一) |
ロケールの設定 | en_US.UTF-8 | en_US.UTF-8 |
キーボード配列 | 英語キー配列(105) | 英語キー配列(105) |
セキュリティ設定¶
- Iptables、SELinuxの設定は以下の通りです。
項目 | サーバー | |
---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | |
UFW | 設定なし | 設定なし |
AppArmor | Disable | Disable |
SSH設定¶
- サーバーのsshd confの設定は以下の通りです。
項目 | サーバー | |
---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | |
Port | 22 | 22 |
Protocol | 2 | 2 |
Password Authentication | Y | N |
Public keyAuthentication | Y | Y |
HostbasedAuthentication | N | N |
- お客さまは、サーバーを作成される場合、SSHキーペアの作成と、既にお使いのSSHキーペアを利用することができます。 1テナント毎の上限は120キーペアとなります。
- キーペアの作成、削除、登録は以下の通りです。
項目 | 方法 |
キーペアの作成 | カスタマーポータル/API
・Keyname (String)
・SSH public key generated by RSA or DSA.
|
キーペアの削除 | カスタマーポータル/API
・Keyname (String)
|
キーペアの登録 | ・カスタマーポータル/API
・Keyname (String)
|
注釈
仮想サーバーをご利用される場合、初回パスワードを変更しないまま、キーペアでSSH接続を実施すると、
ログインパスワード変更後、一度セッションが切断されます。
再度SSH接続を実施いただければ、ご利用可能です。ご注意ください。
その他設定¶
- OSのインストール状態、また初期設定は以下の通りです。
項目(大) | 項目(小) | サーバー | |
---|---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | ||
初期状態 | OS基本部分 | minimalインストール | minimalインストール |
追加PKG | 共通
Open SSH Server(meta group)
Ubuntu 16.04の場合
Cloud-init 0.7.8
Ubuntu 18.04の場合
chrony
Cloud-init 18.2-27
net-tools
|
共通
Open SSH Server(meta group)
Ubuntu 16.04の場合
Cloud-init 0.7.8
Ubuntu 18.04の場合
acpid
Cloud-init 18.2-27
net-tools
ntp
|
|
初期設定 | リポジトリ | etc/apt/sources.list | etc/apt/sources.list |
IPv6 | Enable | Enable | |
デフォルトゲートウェイ | ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、値は設定されません。
|
ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、値は設定されません。
|
|
DNS | ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、値は設定されません。
|
ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、値は設定されません。
|
|
NTP | 共通
ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、169.254.127.1が設定されます。
Ubuntu 16.04の場合
ntpd.confにて、slewモードの設定がされています。
Ubuntu 18.04の場合
chrony.confにて、slewモードの設定がされています。
|
ロジカルネットワークで指定した値が投入されます。
空欄の場合、値は設定されません。
Ubuntu 16.04の場合
ntpd.confにて、slewモードの設定がされています。
Ubuntu 18.04の場合
ntpd.confにて、slewモードの設定がされています。
|
|
Linux EDCA (Error Detection And Correction) driver | 以下のディレクトリにファイルを設置し、unloadとなるように設定しています。
etc/modprobe.d/blacklist-edac.conf
|
-
|
オフィシャルイメージテンプレート¶
オフィシャルイメージテンプレート(再掲)¶
- 本メニューで提供されるオフィシャルイメージテンプレートは以下の通りです。
オフィシャルイメージテンプレート | OS バージョン | 言語 | サーバー/専用ハイパーバイザー | |||
---|---|---|---|---|---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー | vSphere ESXi | Hyper-V | |||
Ubuntu 16.04.1 | Ubuntu 16.04.1 | EN | Y | Y | N | N |
Ubuntu 18.04.1 | Ubuntu 18.04.1 | EN | Y | Y | N | N |
申し込み方法¶
- 新規申し込み方法サーバー作成時に、以下のイメージを指定してください。
サーバー | |
---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー |
Ubuntu-16.04.1_64_baremetal-server_01 | Ubuntu-16.04.1_64_virtual-server_02 |
Ubuntu-18.04.1_64_baremetal-server_01 | Ubuntu-18.04.1_64_virtual-server_02 |
廃止申し込み方法
Ubuntuのオフィシャルイメージテンプレートで作成したベアメタルサーバー/仮想サーバーを削除してください。
ご利用条件¶
他メニューとの組み合わせ条件¶
- ベアメタルサーバー/仮想サーバーのいずれかとセットでお申し込みいただく必要があります。
- 本サービスで提供するNTPサーバーをご利用になる場合は、共通機能ゲートウェイが必要となります。
- 設定されたリポジトリへアクセスするためには、別途インターネット接続メニューを契約いただく必要があります。
最低利用期間¶
- 本サービスでは最低利用期間は設けておりません。
メニュー提供の品質¶
サポート範囲¶
サポートされるオフィシャルイメージテンプレート¶
- 以下のオフィシャルイメージテンプレートから作成されたベアメタルサーバー、仮想サーバーが対象となります。
サーバー/ | |
---|---|
ベアメタルサーバー | 仮想サーバー |
Ubuntu-14.04.1_64_baremetal-server_01 | Ubuntu-14.04.1_64_virtual-server_02 |
Ubuntu-16.04.1_64_baremetal-server_01 | Ubuntu-16.04.1_64_virtual-server_02 |
Ubuntu-18.04.1_64_baremetal-server_01 | Ubuntu-18.04.1_64_virtual-server_02 |
サポート方法¶
- Ubuntu含めた無料OSに関するオフィシャルイメージテンプレートのサポート範囲については、OSのサービス説明書をご確認ください。
SLA¶
- 本メニューのSLAは、Enterprise Cloud 2.0に標準で定められたSLAに準じます。
提供リージョン¶
本メニューの提供リージョンは、以下の通りです。
OS バージョン | 提供リージョン |
16.04 | JP1,JP2,JP4,JP5,US1,UK1,DE1,SG1,HK1 |
18.04 | JP1,JP2,JP4,JP5,US1,UK1,DE1,HK1,SG1 |
制約事項¶
全般 —
- 本メニュー特有の制約事項はありません。
- OSメニュー全般の制約事項については、OSメニューのサービス説明書をご確認ください。
バックアップ —
- 本バックアップメニューで提供しているファイルバックアップ/ファイルリストア、およびシステムバックアップ/リストア対象となるOSについては、バックアップのサービス説明書をご確認ください。